私は基本的に営業が好きな人間です
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私は基本的に営業が好きな人間です。
昔から好きだった訳ではありません。
私の「営業魂」に火をつけたのは、銀行員時代。
私が大学を卒業して就職したのが、当時「ブラック」で悪名が高かった東京相互銀行です。
新入行員は、5年後には2割しか残らないといわれていた銀行で、当時は証券会社とならんで、大学の就職課から「お勧めできない」といわれたものです。
しかし戦後、創業者の長田会長が「無尽」を始め一代で資金量2兆円の中堅銀行を作り上げたのですからたいしたものです。
当時の金融業界は「自由競争」ではありませんでしたから、商品力では勝負できません。
どの銀行も商品は品揃え、金利すべて一緒です。
あとは営業行員がいかに頑張るかだけです。
営業行員は常に「高いノルマ」に追いかけられていました。
私は入社当初から「事務職」希望でした。
自分に強引な営業などできる訳が無いし、周りの知人も皆そのように思っていたようです。
しかし私の希望は受け入れられませんでした。
新人は、すべて営業として支店にだされるルールだったのです
支店に配属されて営業を始めたばかりの頃は、すぐに辞めてしまおうかと思うほど嫌でたまりませんでした。
ところが、「まじめ」がとりえ(?)の私は、1年もたたないうちに営業成績がぐんぐん伸びていきました。
人事考課はとてもシンプル。営業は「営業成績だけ」です。
営業2年目には、トップの仲間入りをはたし、3年目には「社長賞」を頂きハワイ旅行まで行かせていただきました。
それ以来、銀行を辞めるまでの6年間ほとんど成績を落としたことはありません。
何が良かったのか。「商品に差がない」すなわち、「武器」は皆等しいも大きかったとおもいます。
私がやったのは、自分が思いつく、あるいは人から聞いた、「うまくいった方法」を実直にすべてを継続的にやってみる。
それだけです。
その他、要因はいくつか思い当たるのですが、詳しくはここでは割愛させていただきます。
ただ、この銀行営業の経験は私に取ってとても貴重です。
どのような商売であれ、営業が基本だからです。
「自分のことは自分では分からない。」
「やってみないと分からない。」
「最悪の事態は滅多に無い。」
「自分を信じなくて誰を信じるのか。」
営業から学びは多いです。
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この記事の執筆者
梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎
東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。