新卒採用のすすめ

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先日、上場会社であるエンジャパンの越智会長のお話を聞く機会がありました。 

会長がおっしゃるには、会社が従業員を採用するに当たり、新卒7割、中途採用3割が黄金比率だということです。 

会社規模は関係ないそうです。 

私も13年の経営経験で一人だけ大卒を採用したことがありますが、確かに新卒は変な色には染まっていないし、素直、ロイヤリティも高いような気がします。 

私どもでも一度新卒を採用したことがありました。

私どもの新卒さんは、めでたく会計士試験に合格したので、6年間の就業後ですが、監査法人のトーマツに就職できました。 

おそらく実務経験、税法の知識も評価されたのではないでしょう。 

戦力が抜けて残念な反面、うれしくもありました。 

私どもの話で恐縮ですが、業界的には実務経験者が重宝されます。 

やはり、業務上、会計、税務、社会保険等様々な実務的知識が要求されます。 

もちろん実務ですから、知識習得に何年も必要というものではありません。 

最低限、お客様の要求を満たすレベルであれば本人さえ頑張れば、半年もあれば十分お客様を訪問して対応ができるレベルに成長できます。 

しかしその半年が待てない。 

あるいは、教える人の時間がもったいない。 

そこで、即実戦に投入できる経験者採用に走ってしまう訳です。

私の事務所では、今年から方針を転換しました。

採用に関しては、実務経験は一切問わない。 

よく言えば人物本位。 

といっても私のような未熟者には、応募者の本性までは見抜けません。 

確かに面接のうまい人はいます。 

面接での印象が飛びぬけてよく、一旦使用したら3か月もしないうちに化けの皮がはがれたというのはよくある話です。 

私も何度も似たような経験をしました。 

私には繰り返しますが、人の本性を見抜く目はありません。 

性格テストも当てにしていません。 

はずれははずれでしょうがないと思っています。 

私の職員採用の選ぶ基準は唯一笑顔です。 

もちろん、採用面接なので緊張したり上がったりする方はいると思います。 

ですが、私はなるべく笑いを誘うような会話に誘導するようにしています。 

その時の笑顔、男でも女でも関係ありません。 

今のところその戦術は成功しています。 

ところで、新卒採用です。 

やはり事務所の将来を担う人材を育成するならば、新卒しかないと思っています。 

なんといっても若い。 

これから30年働いてくれるのです。 

しかも何の色もついていない。 

教えるのは大変かもしれませんが、潜在能力の高さを考慮すればしっかり理念から教育すれば次世代を担ってくれるのは間違いありません。 

まさに先行投資ですが、新卒採用しましょう。 

いずれ、少子化の影響で新卒も採用できなくなります。

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この記事の執筆者

梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎

東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。

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