朝礼は嫌いです

私は朝礼が大嫌いです。
私が覚えている限り、小学校1年生から嫌いだと思います。
したがって、私の事務所では朝礼がありません。
どの様な経営書を見ても、成功している経営者のオーソドックスな経営術を聞いても、必ず「朝礼」の重要性を説いています。
そのことは、私も頭の中では、とてもよく理解できています。
しかし「感情的に」朝礼は嫌なのです。
だいたい、決められた時間に全員が一つの場所にきちんと整列することが「イヤ」です。
それから、つまらない校長先生(社長)のお話を聞かされます。
私は、耐えがたく嫌でした。
学校を卒業した後も「朝礼」は私を追いかけてきました。
銀行時代の朝礼は最悪でした。
「営業信条」なるクレド(?)を全員で唱和。
営業一人ひとりがその日の目標(ノルマ)を自己申告させられます。
貧血気味の私はいつもぶっ倒れそうでした。
そのような私も今は経営者の端くれです。
創業したばかりのころ、神田昌典さんの本に、
「社長は、何をやりたいかではなくて、何をやりたくないか」を明確にしたほうが良いと書いてありました。
わが意を得たり。
私もその通りだと思います。
最近、「面白い朝礼、変わった朝礼」が売れているようです。
実は、私もわざわざお金を払って「有名な」朝礼をいくつか見学に行きました。
古い形式的な朝礼とは異なり、全員参加の和気アイアイ型の朝礼もありました。
確かに、社長の方向性、考え方を示す。
社風、企業文化の徹底、業務連絡(?)には朝礼は有効でしょう。
しかし、私にはだめですね。
ひねくれ者の私には、みんなオウム真理教に見えてしまいます。
あるいは、一生懸命周りに合わせている生真面目な従業員が見えてしまいます。
とはいえ、企業も従業員が増えてくれば、みんなバラバラというわけにはいきません。
1+1をいかに2以上にするかが組織運営ですから。
社内SNSを利用している会社もあると聞きました。
朝礼嫌いの私が、いかに朝礼抜きにそのエッセンスだけを生かすかが課題です。
良い考えをお持ちの方、教えてください。
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この記事の執筆者
梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎
東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。