たまたまなのに

たまたまなのに。
ビギナーズラックは無いことはありません。
初めて勝った馬券が「大当たり」という話です。
あるいは、宝くじも買ってさえおけば、絶対に当たらないということはありません。
ところが、
「たまたま」が人生を狂わすことはよくあることです。
宝くじに当たった人は「必ず不幸になる」という都市伝説があります。
「たまたま」を「これが本来」と思い込んでしまうのでしょう。
実は、会社経営でもよくおこることです。
いわゆる「環境変化に対応できない。」
あるいは、「過去の成功体験に縛られる。」というやつです。
人間は基本的に変化を好まない動物のようです。
特に日本人は基本が「農耕民族」ですから、四季の変化にさえ合わせておけば後は何も変える必要がないという観念があるのかもしれません。
テレビゲームで頂点を極めた任天堂は、なず「スマホ対応」のゲームを発売しないのでしょうか。
売上をどんどん落としているのに平気でいられるのは過去に蓄積したキャッシュがまだ豊富にあるからでしょう。
勇気を出さないとなかなか新しいことを始められないのが人間です。
しかし会社経営は、「狩猟」の世界ですから毎日同じことを続けていると、かつての繁栄はいつかは消えてなくなってしまいます。
新しいビジネスを始められるのは本業が順調なうちだけ。
業績が傾き始めたら、資金繰りが苦しくなり冒険が出来なくなります。
さらに銀行もそのような状況では及び腰になります。
今好調なのは「たまたま」の精神が大切です。
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この記事の執筆者
梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎
東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。