群衆化の心理
- HOME >
- ビジネスのヒント 一覧 >
- 群衆化の心理

テレビで「群衆化」をテーマに特集をやっていました。
昨年は香港の民主化デモが話題になりました。
群衆化が政権を崩壊させた歴史もあります。
最近では、2012年の「アラブの春」。
日本人は「群集化」しやすい民族と言われています。
付和雷同という言葉がありますが、日本人は「他人と同じ」行動を取りたがるようです。
年齢がばれてしまいますが、私にはオイルショックのトイレットペーパー買い付け騒ぎが記憶に残っています。
群衆化は実は企業内でも起きます。
組織の内部崩壊という言葉をご存知でしょうか。
「反乱分子」が経営者の非難を社内メールなどで発信することなどが発端になります。
それが全く根も葉もないデマであればともかく、多少の事実が含まれていると、
「そうだ!そうだ!」
あっという間に「批判メール」に賛同するメールが飛び交い仕事どころではなくなります。
最悪の場合は、社員全員が一斉に「辞表」を提出して職場は崩壊します。
ちょっとしたヒステリー現象と言えるかもしれません。
そこでのキーワードは「連鎖反応」。
連鎖反応には良い方向への連鎖反応、悪い方向への連鎖反応があります。
良い連鎖反応への例としては、
売上げアップが従業員のモチベーションアップをもたらし、
さらにはそれが顧客満足をもたらし、売上げアップを増加させる。
経営者であればだれでも「良い連鎖反応」が起こること望むでしょう。
しかし他人様の行動を支配するのは難しい。
血を分けた家族ですら思うようにできないのですから。
このブログを一通り読めば、あなたの不安は少し解決できるかもしれません。ただし記事数が多いので、一気に読むのは時間の問題もあり難しいかもしれません。ちょっとした空き時間に読むなど、学びのペースメーカーとして、メルマガを活用して下さい。内容は次の通りです。
- ・最新の記事や、必読記事のご案内。
- ・無料セミナーや、特典レポートのご案内。
この記事の執筆者
梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎
東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。