私はクルマが好きです
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わたしは車が好きです。
運転するのも好きですが、眺めるのも好き。
今年は東京モーターショーの開催の年ですが、私は17回連続見に行きその時々のパンフレットも段ボールにつめて保存しています。
もちろんたいした価値はないでしょうが。
自動車というひとつの「汎用品」であり、今や世界中で標準的に売られている商品です。
しかしその「もの」に対する、それぞれの国の人たちの想いはかなり違うのではないでしょうか。
最近IS(イスラム国)の映像をテレビで見る機会が多くなりましたが、彼らが使っている車両(トラック)は、すべてトヨタです。
今、中近東ではトヨタのシェアが中古車を含めてとても高いそうです。
理由は簡単。
安くて壊れない。
安いだけなら韓国の車もあるでしょうし、頑丈なのがよければベンツの方が壊れないかもしれない。
事実数年前までは、かの地ではベンツがシェア一位だったそうです。
思うに中近東では、砂漠が多く現在でもラクダが運搬具(?)として使われています。
彼らに取っては、トヨタはラクダに取って代わる便利な運搬具なのかもしれません。
一方ヨーロッパでは、車以前は馬車でした。
彼らに取って馬車とはどのような存在だったのでしょうか。
貴族はきらびやかな装飾をほどこした馬車を地位の象徴のように使っていたのではないかと思います。
その馬車に対する思い入れ、伝統、プライドのようなものが現代のヨーロッパの車にも継承されているような気がします。
では、日本ではどうか。
日本には残念ながら馬車文化はありませんでした。
あえて言えば、「かご」でしょう。
しかし昭和の時代にはもはやかごは無かったでしょうから、車は「突然」現れた「もの」なのです。
私は、こだわりを感じるヨーロッパ車が好きです。
日本車は、高級ブランドをアメリカ以外の地域でなかなか確立できていません。
それは、高級馬車の歴史が無いからだと想像します。
思い入れや伝統は重要です。
我々経営者も同様だと思います。
こだわりを磨き上げれば必ず繁盛するはずです。
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この記事の執筆者
梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎
東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。