あと30年頑張ればなんとかなる

あと30年頑張ればなんとかなる。
ある評論家がテレビ討論会で解説していました。
なるほど!あと30年か。
私は、53歳なので30年後は83歳。
そろそろお迎えがくる頃です。
何の話かと言えば、日本の財政赤字です。
これから、いや既に何が厳しいかと言えば団塊の世代がリタイアし、年金の受給が始まっている。
既得権益は守りますから団塊の世代にはちゃんと年金が支払われるはずです。
しかも老齢者で全く健康に問題の無い人は少ないから医療費がどんどん増えている。
今後も当分増え続けます。
一方では少子化が進み、生産の担い手、早い話が税金を支払う人が減っている。
誰がどう考えても、日本の財政再建はとても難しい訳です。
だからでしょうか。
安倍総理は盛んに「強い日本」を強調し、「成長を実現する」と叫んでいます。
しかし、GDPの最終的には大きさは人口の多さに比例します。
人口が減少している日本では、いくら成長を目指してもせいぜい1%かそこらです。
税収の増加を見込んでもはっきり言ってたいした事ありません。
これはで日本は破産する!
多くの論者は危機感をあおります。
しかし冷静に考えれば、金のかかる団塊の世代も30年たてばほとんどの方はあの世です。
そのころには、年金の支給年齢も75歳から、しかも金額も減らされているでしょうから財政は均衡している可能性が高いというものです。
もちろんだからといって人口の減少を見過ごすことはできません。
少なくともこれ以上「パイ」を減らさないために。
といって、必要以上に成長をめざして頑張る必要もないのかも。
ましてや「強い日本」は、今のロシアや中国を真似ているようで何となくレトロですね。
もっとスマートに生きたいですね。
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この記事の執筆者
梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎
東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。