決算書は意思決定の集積です

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決算書は意思決定の集積です。 

どのような意思決定を行うとどのような結果が数字として現れるのか。 

それを体現してほしい。 

社長の仕事は「意思決定」です。 

意識しているといないとに関わらず、社長は日々様々な意思決定を行います。 

どの商品をいくらで仕入れていくらで販売するのか。 

広告宣伝はどの媒体を使いいくら予算を割くのか。 

資金繰りの為に銀行からお金を借りよう。 

当たり前ですがその結果はすべて数字で現れます。 

そしてその数字が集積して「決算書」というペーパーに表現されます。 

最終的な利益がプラスであれば「頑張ったね。」ということです。 

一方、「貸借対照表」は、創業以来のすべての歴史が詰まっています。 

自己資本の部はいくら増えていますか? 

当然創業時は、資本金の金額しかありません。 

それに毎年利益が出ていればその金額がプラスされ、欠損金が出ていればその金額がマイナスされます。 

その集積が「今年度の」数字に現れています。 

10年間営業を続けてきて、自己資本が全く増えていない。 

悲しくありませんか。

たしかに、10年間儲かった時もあったし赤字が続いた時もあったでしょう。 

しかし、数字は嘘をつきません。 

今期の決算書の「数字」はすべて社長自身の意思決定の結果でありその集積です。 

社長には、ぜひ、決算書と「対峙」していだきたい。 

景気のせいではありません。 

従業員が無能だからでもありません。 

社長の「意思決定」の純粋な結果が、「決算書」です。 

決算書は、税務署にて出するために作成するものでもなければ、銀行に提出するためのオマケでもありません。 

社長自身の「人生」の歩みとして一度じっくり眺めてください。 

実は私も自分自身にそのように言い聞かせて自社の決算書を見ています。

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この記事の執筆者

梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎

東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。

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