決算書はとても重要です
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決算書はとても重要です。
決算書は多くの会社では、毎年決算期に帳簿を締めて作成していると思います。
それは税務署に税金を計算するために提出するため、あるいは、金融機関に提出するためのものです。
しかし私は、決算書は毎月作ることをお勧めしています。
決算書には、会社の儲けの状況やお金がいくら残っているのか、借金がいくらあるのかが記載されています。
数字は正直です。
会社の良いところ、悪いところが決算書に現れてきます。
粉飾をしていれば、その粉飾の結果が現れます。
ずさんな経理を行っていればその結果が現れます。
私は10年以上前から決算書の数値に基づいた経営を行うよう提案してきています。
その目的は、過去の数字を分析し、現在の数字を把握し、未来の数字を予測すること。
過去の数字を分析すれば、当社の抱える問題点、課題が明らかになります。
その原因はどこにありどのような対策を打つべきかがわかります。
現在の数字を把握することによって、リアルタイムで経営成績を把握でき、今季の目標を達成するためにはいくら数字が足りなくてそのためには何をするべきかが明らかになります。
また未来の数字を予測することにより、決算での着地数字を事前に予測することができ、節税するのか、しないのか、納税資金はいくら必要かがわかります。
決算の計数を把握するのは大して難しいことではありません。
最低限の財務分析の知識があれば十分です。
何も今から簿記を勉強してください、という話ではありません。
確かに決算書の数字は、人によっては見たくない現実かもしれません。
会社の業績が好調の時は、毎月の月次決算書を見るのが楽しみだってけれど、一度赤字に陥ってからは、二度と見なくなったという社長も珍しくありません。
しかし見たくない現実を直視しなければ改善は生まれません。
今後定期開催するセミナーでも決算書の読み方はしつこく訴えるつもりです。
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この記事の執筆者
梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎
東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。