会社は存続してこそ意味があります

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会社は存続していてこそ意味があります。 

そのためには、会社は資金繰りがすべてです。 

たとえ、赤字が何億円になろうとも、資金があれば存続は可能です。

逆に黒字でも資金が無くなり、給料を払えない、仕入れ資金を払えない、家賃を払えない、ここで初めてギブアップです。 

当座取引を行っている会社は、手形が半年間に2回不渡りになると銀行停止になり、銀行取引ができなくなります。 

しかし、銀行を通さなくともいくらでも取引はできます。

早い話が現金で仕入れることができれば問題ないのです。 

そのためには普段どうするべきか。 

まずは、現預金をいかに多くするかを第一に考えることです。 

常に資金繰り表を毎日チェックして今月はいくら現預金が増えるかを常に考えます。 

次に当たり前ですが、赤字にしないことです。 

赤字は、突き詰めればこことの取引の採算性の悪さ、絶対取引量の少なさから来ます。

毎日取引をチェックして赤字を出さない決心が必要です。 

次に売掛金の管理を徹底する。

与信管理を徹底する。 

たとえ入金予定日の一日でも遅れたらすぐに連絡しましょう。 

相手に与えるプレッシャーが違います。 

とにかくうるさい会社だと相手から認識されればなめられることはありません。 

その売上利益はいくら?繰り返しになりますが、利益の積み重ねが最終的に現預金になります。

利益を生まない取引はやめましょう。 

不動産は持たない(銀行からは評価されない)。

いまや不動産の値上益を期待できる時代ではありません。ステータスでもありませ。 

いざという時には処分もできません。 

しかし、毎月返済という固定費が発生し、将来業容を縮小しようとしても身動きが取れません。 

中小企業が自社ビルを購入するのは相当慎重になる必要があります。 

設備投資のための資金は長期融資で賄う。 

当たり前ですが、銀行でも設備投資の場合は、810年という長めの返済に応じてくれます。

減価償却もそれなりに長いことを考えれば、返済も長めにしましょう。 

関係会社への転貸はNG。

これは、銀行が一番嫌がります。また、事情はともあれ結果としてうまくいくことはまずありません。 

余裕資金があっても融資は返さない。

融資は借りたもの勝ちです。

今後はいつ融資してもらえるか保証がありません。

たとえ余裕資金ができてもせっかくの融資を返済して手許現金を減らすことは絶対にやめましょう。 

儲かっている時に浪費しない

儲かっている時に節税しない

これも言わずもがなのことです。

もうかっているときは気が緩みます。

いつまでもいい状況が続くと勘違いします。

絶対にあり得ません。

もうかっているときほど節約し、変な節税をして現預金を減らすことは慎むべきです。

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この記事の執筆者

梅川公認会計士・税理士事務所 所長 梅川貢一郎

東京都千代田区を中心に活動。得分野は会社設立を含めた起業支援、創業融資、および創業期の企業向け経理・税務・会計サービス。

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